市町の具体的な課題・提案アイデア例

福井県の各市町が抱える課題、及び本事業でぜひ提案していただきたいアイデアの内容例を載せています。あくまで一部の例となりますので、記載されている内容以外でも福井県の目指す姿・地域の課題解決に繋がるものでしたら広くアイデアの応募お待ちしております。

行政

1電子自治体の推進

現状
窓口にお客様が来庁した際は、定型的業務であっても市職員による直接対応が不可欠であり、そのために、職員の業務量の増加が懸念されている。
マイナンバーカードを利用した行政サービス(住民票等のコンビニ交付サービス等)の利用が未だ低い水準にある。
課題
窓口事務が多忙かつ複雑であるため、日々の事務処理(窓口対応、書類整理)の効率化が求められている。
提案してほしい内容
  • ・電子申請システム等を活用することを通じた、受付環境の整備と手続きの簡素化
  • ・マイナンバーカードに係る諸手続きの省力化
活用できる県内の資産
  • ・庁内LAN
  • ・無線Wi-Fi
  • ・総合窓口システム

2SMSを活用した滞納整理&振込通知書

現状
  • ・納付されていない方には、督促状・催告書・電話催促にて納付を促している。
  • ・還付等の振込通知書も随時送付している。
  • ・対象者の約4割について携帯電話の番号を把握している。
課題
督促状を郵送しても返戻されたり、反応がない。
督促状を送付する際にかかる時間的コスト・費用的コストが納付額に対応していない。(ハガキ等の印刷時間、印刷代等)
提案してほしい内容
携帯を利用し、SMSで通知を送付する。
最近では、カード決済での明細書も手数料として100円要する。紙を削減する対策にもなる。

3地域コミュニティにおけるDXの推進

現状
福井市では、地域コミュニティの担い手不足を解消し、地域コミュニティの維持、活性化を目指すため、今年度より「地域コミュニティにおけるDXの推進」について検討を始めたところ。具体的には、市内48地区の中から殿下地区(人口約400人、中山間地区)をモデル地区に設定し、以下の取り組みを通じて前述の課題解決を図る。
  • ①スマートフォンの活用講座の実施(スキルの習得)
  • ②自治会活動効率化や日常課題解決に向けたデジタルサービスの導入検討(スキルの習熟)
  • ③地区内でのサポート体制の確立
今年度は、モデル地区にて①の講座を実施し、住民のスキルの習得を図りつつ、②③に向け、地区住民へのヒアリング等を通じた調査や具体的に導入可能なデジタルサービス、フォロー体制確立の検討を予定。
課題
現状の「②自治会活動効率化や日常課題解決に向けたデジタルサービスの導入検討(スキルの習熟)」に関して、具体的に導入するデジタル技術、システムについては検討段階であり、地区住民のニーズを吸い上げつつ、一方で民間企業より提供可能な技術、システムについて活用可能性を幅広く検討したいと考えている。

(地方創生ハッカソンでのアイデア実現につながる既存サービスや、アイデアを実用化できる企業の洗い出し)
提案してほしい内容
・地域における日常生活上の諸課題(交通、買い物、医療、健康管理、見守り、交流、自治会活動など)に関連し、高齢者のデジタル機器活用の動機づけ、習慣化につながるサービス
(例)
・地区外の家族が、地区内高齢者とのコミュニケーションを図ることや見守りを行うことのできるサービス
・地区内で実施している市内医療機関と連携したオンライン診療の高度化を図ることのできるサービス
・地区独自の郷土食や農家民宿、その他遊休資産等の地区の特性を生かして、地区住民によるまちづくり活動を促進することのできるサービス

(地方創生ハッカソンでのアイデア実用化につながるサービスの提案)
活用できる県内の資産
  • ・モデル地区の実証フィールドとして提供
  • ・地域企業や地域住民との連携

4「関係人口×デジタル」による福井市への人の流れの創出・拡大

現状
将来的なUIターン希望者の掘り起こしや、地元人材と外部人材との交流を通じた創発による地域活性化などを目的として、ふるさと納税の推進や事業創出型ワークショップ(INTERWEAVE)、二地域活動やワーケーションの推進などの関係人口施策を推進している。
課題
  • ・これまでの取組により、関係人口の総数自体は増えたものの、「入口」となった事業での関係性に留まってしまうことが少なくなく、関係性の段階的な深耕や持続的な関係性の構築ができていない。
  • ・関係人口の「顧客」として捉え直し、データの収集、分析/管理、活用を一元的に行っていくことで持続的な関係性の構築が実現すると考えているが、具体的な手法を持っていない。
提案してほしい内容
・潜在的な関係人口層の掘り起こしに関する技術
・関係人口の創出・拡大のためのデータの収集、分析/管理、活用に関する技術
(取組イメージ)
■加賀市「e-加賀市民」
■西粟倉村「西粟倉アプリ村民票」
■郡上市
■兵庫県「e-県民制度」
活用できる県内の資産
  • ・ふるさと納税の寄附者情報などの関係人口に関するデータ
    ※個人情報につき提供方法は要検討
  • ・本市に関心を持った方に実際に福井と関わる機会の提供
    (ワーケーション、事業創出型ワークショップへの参加など)

市町の具体的な課題・提案アイデア例一覧