市町の具体的な課題・提案アイデア例

福井県の各市町が抱える課題、及び本事業でぜひ提案していただきたいアイデアの内容例を載せています。あくまで一部の例となりますので、記載されている内容以外でも福井県の目指す姿・地域の課題解決に繋がるものでしたら広くアイデアの応募お待ちしております。

農林水産

1効率的な農地や農用地の現地把握手法の確立

現状
小浜市では、営農計画書に基づく転作確認、農業委員による遊休地発生の農地パトロール、多面的機能支払交付金制度を活用した取組確認等で農地や農用地の現地確認に多くの時間を要している。
課題
職員の減少や業務量の増加に伴い、現地確認に費やす負担が増加している。
提案してほしい内容
  • ・ドローンや衛星画像をAI技術により画像解析を行い、農地や農用地の現状確認を省力化
  • ・衛星画像を活用した農地台帳システムの構築
活用できる県内の資産
  • ・農地台帳システムや農地パトロールの関連資料の提供
  • ・衛星画像の活用等

2持続的な農業の発展に資するネットワーク構築

現状
小浜市では、JA福井県、嶺南振興局、金融機関、小浜市が農業者に対して様々な支援等を実施している。しかしながら、各団体の取組は、必要に応じて連携をしているが、取組内容によっては情報共有が不十分なところがある。
課題
各団体同士で農業者へ支援内容等が十分に共有されていないことから、農業者に対してスムーズな対応が行えないことが課題である。
提案してほしい内容
  • ・各団体が情報共有できるプラットホームの構築(セキュリティ込み)
  • ・各団体からの農業者へ情報提供が一元化できるシステムの構築
活用できる県内の資産
  • ・各団体との連携

3持続的な鳥獣害被害軽減策の確立

現状
坂井市では、住宅地にまでクマが出没していたり、イノシシによる農作物・森林被害エリアの拡大、畑の作物被害、カラスによる糞害や園芸作物の被害拡大等に困っている。
現状では、山際に策を設置したり、畑を電気柵で囲ったりしているが、防止柵の管理・点検にも手間がかかり人手が必要なため、よりよい対策手法を検討したい。
課題
電気柵などの対策により被害は減少傾向にあるが、高齢化が進む中で、地域による継続的な対策が困難になっている。猟友会によるカラス討ちを実施しているが、猟友会の高齢化が進み、また担い手の不足も懸念されている。
提案してほしい内容
  • ・防止柵の管理や点検の負担軽減策
  • ・レーザー照射等による継続的な鳥獣の撃退、退避手法の確立
活用できる県内の資産
  • ・猟友会との連携
  • ・実施・検証フィールドの提供

4中山間地の耕作放棄地対策

現状
南越前町では、農業者の高齢化と後継者不足に伴う不耕作、鳥獣被害の拡大により耕作意欲の衰退等により、耕作放棄地が増加している。
課題
中山間地にある条件の悪い農地は、担い手も農地の借受を拒む状況にある。また、鳥獣被害は防止柵等設置しても後を絶たない状況である。
提案してほしい内容
  • ・耕作放棄地の利活用対策をはじめ、新規就農者の呼び込みと耕作意欲の向上策
  • ・中山間地におけるスマート農業の実践
活用できる県内の資産
  • ・関係団体との連携
  • ・関係機関と連携したサポート体制の構築

市町の具体的な課題・提案アイデア例一覧