市町の具体的な課題・提案アイデア例

福井県の各市町が抱える課題、及び本事業でぜひ提案していただきたいアイデアの内容例を載せています。あくまで一部の例となりますので、記載されている内容以外でも福井県の目指す姿・地域の課題解決に繋がるものでしたら広くアイデアの応募お待ちしております。

防災・環境

1避難所での多種多様な避難者への対応

現状
現状では、避難所において、医療機器を使用している方や、外国人の方、妊婦の方等、多種多様な援護が必要な方々への対応に課題がある。また、昨今のデジタル化に促進に伴い、震災や津波の時など多くの人が避難所を利用する際の運営方法も高度化していく必要がある。
課題
多種多様な避難者へ対応できるための避難所の設備が不足。また、運営方法についても改善の余地がある。
提案してほしい内容
  • ・避難者の要請に対する需要供給の迅速なマッチング
  • ・避難者情報の収集など定型的な対応のAIによる省力化、情報の集約
  • ・多言語やニューノーマルへの対応
活用できる県内の資産
  • ・会場の提供
  • ・避難所設営
  • ・運営訓練の実施

2漂着ごみの軽減・絶滅

現状
坂井市、小浜市では、海岸沿い、川の河口には、アジア、朝鮮半島等から、プラスチックごみ等大量の海洋ごみが漂着しており、環境悪化や漁業に大きな影響を与えている。加えて、漂流ゴミは年々増加しており、海岸清掃のイベントを開催し、ボランティアによる清掃を開始するが、ボランティア活動による清掃だけでは増加する海洋ごみに対応ができない状況である。そのため、これらの回収コストの増大と、回収作業のための業務量増加が懸念されている。
課題
漂着したごみへの対応に際しては、漂着ごみの把握、回収作業の軽減化、回収したごみの効率的な分別作業の模索が必要。加えて、回収⇒分別⇒処理ではなく、回収⇒分別⇒資源化といったアプローチが今後必要。さらに、活動資金の調達にクラウドファンディングやふるさと納税制度の活用を計画しているが、安定した資金の確保も併せて必要。
提案してほしい内容
  • ・再生可能エネルギーや、AI・ロボットを活用した、漂着ごみのモニタリング、回収作業の軽減化(清掃ロボ等)等、新たな回収技術の開発と導入
  • ・回収したごみを資源化する技術を確立
  • ・その他、海岸の漂着ごみを削減するため、資金の安定的な確保なども鑑みた、革新的なアイデア・技術の導入等
    (例えば、小型ごみ回収船、浮遊型回収機、プロペラ型のプラスチック回収機、浮遊ネット等)
活用できる県内の資産
  • ・市内海岸等の実証フィールドの提供
  • ・県内のプラスチックを製品に使用するメーカーからの協力
  • ・地元関係機関、地元住民との連携

3効率的な危険路面の把握システム

現状
福井市では、道路パトロールを、主要道路で3ヶ月に1度、それ以外の道路は年に1度の確認を行っているところ。また、市に存在する事業者と危険箇所の通報協定を結んでいるが、通報件数は年間一桁台の通報にとどまっている。住民からの電話通報が一番多いが、その場合、地図上で位置を確認した上で、職員が現場で目視、穴埋め等の対応をしている。規模が大きければ道路課を通じての補修となる。
課題
危険個所に関する通報は、住民からの通報が一番多いが、電話で対応する際、地図上で位置を確認した上で、職員が、通報内容を確認するために住宅地図を確認し、さらに現場を確認して対応を決定する必要がある。さらには、規模が大きく、その場での対応がとれないこともあり、危険個所の情報を知っていても、タイムラグの中で同じ日に同じ場所で事故が起きてしまうこともある。
提案してほしい内容
  • ・市民が最小の手間で、道路の穴や陥没、街灯の不点灯、道路附属物破損等を通報できるシステムの構築
  • ・位置情報、写真を付けて、通報できるシステム
  • ・受け取った情報に基づき、職員が迅速に対応を行うための管理ツールの構築(可能であればLINEなど既存のSNSシステム等の利用を検討)
活用できる県内の資産
  • ・福井市内の市道
  • ・福井県電子申請システム

4水道・電気メーター等の自動検針手法の確立

現状
坂井市では、人手をかけて、水道、電気の検針を実施しているところ。積雪時には、物理的障害により検針メーターが見れなくなってしまうため、それまでのメーター記録からの推計で一旦料金を徴収し、雪が解けた後に再度メーター確認し誤差を清算という形にしているため、住民にとっても不便が生じている。他にも、水道メーターがある場所が駐車場などで、車が停めてある際には検診できず遅延や推計となる場合もある。
課題
人員コストに加えて、検針誤り等の人的ミスの発生、荒天時等による検針の遅延、積雪時の物理的障害による検針不可などが課題。他方で、大手の商品サービス導入は、コスト的に導入ハードルがある。
提案してほしい内容
  • ・先端技術等の通信での遠隔検針
  • ・漏水等の早期発見ができる検知システム
  • ・メーターの取り換えが不要になるメーター自体の電子化
  • ・自動開閉栓機能による現地出向と伴う労力の軽減 等
活用できる県内の資産
  • ・既存メーターの提供

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