市町の具体的な課題・提案アイデア例

福井県の各市町が抱える課題、及び本事業でぜひ提案していただきたいアイデアの内容例を載せています。あくまで一部の例となりますので、記載されている内容以外でも福井県の目指す姿・地域の課題解決に繋がるものでしたら広くアイデアの応募お待ちしております。

交通

1利便性の高い交通手段の確保

現状
坂井市内のコミュニティバスは、接続するルートが、細かく設定されているため、運行に時間がかかり、便数も少ない。そのため、学生や高齢者の通学・通院・買い物・観光客等の移動手段が不足しており、日常利用客、観光客を含めて利用しやすい交通手段を確保していくことが必要だと考えている。現在、坂井市ではコミュニティバスの更なる利便性・効率性の向上を図るため、新たな交通手段となる「オンデマンド型交通」の導入の実証実験を始めているが、その他にも現状の課題を解決できる手段があれば広く検討していきたい。
課題
公共交通機関の利便性の不足や、運転手の不足が課題。通常のコミュニティバスは坂井市内を周遊するのみに限られているため、利用者数が伸びず、さらなる利便性の向上あるいは、新たな交通手段が必要と考えている。
提案してほしい内容
  • ・地域住民主体で行うデマンド交通の実現
  • ・観光客の2次交通の充実
  • ・近距離モビリティ手段の確保
活用できる県内の資産
  • ・地元交通機関との連携

2新幹線駅からの二次交通と中山間地域の交通手段の確保

現状
本市では、2024年春に丹南地域の玄関口として北陸新幹線「越前たけふ駅」が開業を迎えるが、当駅から丹南地域の観光拠点等にどう人を運ぶかが課題となっている。また、当駅は既存のJR武生駅から離れた場所にあるため、この2つの駅をどう接続するかも課題となっている。このため、2022年度に越前たけふ駅の二次交通に関して需要調査を実施し、2023年度の上半期に二次交通の実証実験を行い、北陸新幹線金沢・敦賀間開業までに二次交通の整備を行いたい。また、中山間地域では、路線バスやコミュニティバスが運行しているが、運行頻度が少なく、地域の高齢者や学生の足の確保が課題になっている。
課題
二次交通に関する課題
・バス⇒乗車密度が低いバスを走らせる可能性がある
・タクシー⇒運転手不足から、需要に応えるだけの車両を走らせることができない可能性がある。また事前予約ができない。
・その他⇒乗り合いタクシーやデマンド交通など新モビリティシステムの検討。キャッシュレスや事前予約、MaaS等、利便性向上に資する仕組みの導入
公共交通に関する課題
・中山間地域での高齢者や学生の足の確保
⇒地域住民主体の交通システムの構築
提案してほしい内容
  • ・便利で快適かつ持続可能な二次交通に利用可能なデジタル技術
    ⇒交通事業者に負担の少ないキャッシュレス、配車予約アプリ
  • ・二次交通の課題解決に資する提案
    ⇒バス・タクシー・鉄道以外の新モビリティサービス及び既存の公共交通機関との連携
  • ・その他越前市の公共交通の改善につながるデジタル技術
    ⇒地域住民主体で行うデマンド交通、新たな交通システム
活用できる県内の資産
  • ・試験的導入に当たっては、市が地区住民と民間企業との間に入り調整を行う。

3効率的な通行量調査及び調査データの有効活用

現状
福井市では、年2回、市内10地点で、歩行者自転車通行量調査を人力で、平日と休日を1日ずつ調査している。
課題
人力による調査のため、日程を特定しなければならず、天候に左右されやすいうえ、調査地点も多く、長時間にわたる作業のため、人的負担が大きい。
加えて、調査データも、事業の進捗管理等に利用しているのみで、他の用途に活用できていない。
提案してほしい内容
  • ・AIやICTによる迅速化や省力化につながる調査手法の実現
  • ・通行量を分析して最適な広告をデジタルサイネージに表示する等、調査データの効果的な活用方法
活用できる県内の資産
  • ・まちづくり福井や地元商店街等との連携

4足羽山公園内への移動実態の把握及び自家用車に替わる交通システム

現状
足羽山公園遊園地では、来園者数の多い週末や祝日、駐車場の台数の不足により周辺道路において渋滞が発生することで、来園を断念する人がいる。
市では渋滞対策の一つとして、無料シャトルバスを運行しているが、依然として来園者の交通手段は自家用車の比率が高いのが現状である。
課題
福井市では、足羽山魅力向上計画において、四季を通した利用者の増加を目標に掲げており、その実現のためには、足羽山内の回遊性を向上させるとともに、足羽山へのアクセス性を改善する必要がある。
提案してほしい内容
  • ・足羽山公園遊園地の混雑予測及び混雑状況の即時公開手法
  • ・来園者属性、滞在時間、来園前後の移動ルート等の把握手法
  • ・自家用車でのアクセスに変わる経済的かつ効率的な交通システム
活用できる県内の資産
  • ・足羽山公園内の交通の現状や課題を説明できる職員の派遣
  • ・足羽山公園遊園地を含む足羽山公園を実証フィールドとして提供

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