CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト

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ビジョン

課題解決で、福井の未来をもっとおもしろく。
福井はあなたと共に挑戦します。

社会情勢が予測不能なスピードで変化していく中、先進的・革新的なノウハウを保有する民間事業者が主体となり、地域課題を解決するビジネスを福井県は応援します。そして、福井県の将来を持続可能なものとし、県民にとって魅力ある豊かな地域社会を目指します。

福井県の課題 福井県 国内外の企業 大企業 スタートアップ企業

福井県ってどんなところ?

福井県の地図

福井県は木ノ芽峠を境に、石川県寄りの嶺北地方と京都寄りの嶺南地方に分けられます。

冬の味覚の王様“越前がに”をはじめとした海産物や、豊かな自然が育む山の幸・里の幸など食材の宝庫です。また日本屈指の恐竜化石発掘地があり、由緒ある歴史・伝統・文化、そして世界に羽ばたく地場産業と農林水産業が活発です。

産業の特徴

繊維工業
福井は古くから繊維の産地で、羽二重や人絹織物の黄金時代を経て、現在では合成繊維をはじめとするあらゆる関連業種が集積した総合産地を形成しています。
水産業
天然資源依存型の漁業からつくり育てる資源管理型の漁業への転換を図るため、人工フ化や増養殖方法の開発研究を進めています。
農業
全国屈指の良質米生産を誇る稲作が中心で、地域特産物や畜産を組み合わせた複合化を図っています。
林業
県土の75%、31万haは森林で占められており、その保全と育成に努めています。
眼鏡産業
本県特産工業を代表する眼鏡フレームは、鯖江市を中心に生産され、全国生産の90%を占めます。

福井県の特徴

応募概要

自由提案枠

課題設定から事業提案まで、自由な発想でご提案ください。記載のテーマを参考にした提案をはじめ、記載テーマ以外の新たな地域課題への提案でも、福井県内をフィールドにする事業提案であれば幅広く受け付けます。

1.テーマ

交通
  • 観光地におけるモビリティ環境の整備
防災・環境
  • 災害発生時の避難誘導や避難所運営の効率化
  • 災害時の情報収集・発信方法の効率化
  • ゼロカーボンを目指した食品の廃棄ロス削減
健康福祉
  • 子育て世帯の家事・育児負担軽減
  • 介護施設や保育施設職員の負担軽減
  • 就労が困難な者の就労支援
産業
  • 県内二次産業・建設業の効率化
  • 地場産業の技術の伝承、担い手不足の解消
  • 農林水産業の高効率化
観光・文化
  • 観光客への魅力的な情報発信
  • 魅力的なまちづくりや周遊施策の展開
  • 外国人観光客受入環境の整備
教育・その他
  • 潜在的な関係人口の掘り起こし
  • 空き家の解消による地域活性化、安全・安心の向上
  • 将来の活力世代となるUIターン者の誘致

2.スケジュール

2024年5月13日(月)
公募開始
2024年5月14日(火)10:00〜11:00
応募企業向け全体説明会の開催
申し込みはこちら
2024年5月14日(火)〜5月24日(金)
応募企業向け個別相談会の開催
申し込みはこちら
2024年5月26日(日)
応募フォーム提出締め切り(23:59まで)
2024年5月下旬
一次審査(書類)
2024年6月上旬
一次審査(面談)
2024年6月上旬
一次合否通知
2024年7月中旬まで
事業案と市町のマッチング支援
2024年7月中旬
事業企画書、実証計画書の提出締め切り
2024年7月下旬
二次審査(提出書類の評価および面談)
2024年7月下旬
採択企業の決定(採択通知)
2024年8月上旬
補助金の交付申請
2024年8月上旬
補助金の交付決定後、順次実証開始
2025年3月以降(予定)
デモデイ開催

3.応募要項

エントリー資格
  1. 国内外の大企業・スタートアップ(第二創業・企業の新規事業を含む)等、何らかの法人格を持つ団体であること。
  2. 福井県内で、革新的な技術・サービスを用いた地域課題・社会課題の解決に係る実証実験もしくは社会実装を行う意思があること。​
  3. 期間中の全てのプログラム(現地企業との打ち合わせ・事務局によるメンタリング・デモデイや報告会など)への参加が可能であること。(※特段の事情がある場合は、オンラインでの参加も可能とする。)
※反社条項あり
エントリーシート受付期間
2024年5月13日(月) 〜 5月26日(日)
県からの活動支援内容
  • ①プロの投資家目線からの充実したハンズオン支援、メンタリング
  • ②関係者(想定顧客や市町など)へのスピーディな紹介・調整
  • ③県トップマネジメント(知事・未来創造部長等)のコミットメント
  • ④各種県アセットの活用
  • ⑤先進技術活用による地域開発プロジェクト補助金での資金補助(上限:300万円/件、補助率:1/2)

※先進技術活用による地域開発プロジェクト補助金
採択事業者は、上記の補助金に申請していただきます。
対象経費:地域と共に取り組む革新的な技術やサービスの社会実装に係る経費の一部(実証協力者への謝金、交通費、実証に要する消耗品費、データ分析・調査の外部委託 等)
上限:300万円/件、補助率:1/2

採択基準
  • ①福井県をはじめとしたステークホルダーの課題を捉えた革新的なソリューションであること
  • ②福井県内での社会実装に資する(活動を継続できる)事業案であること
  • ③次年度以降に県内展開を見込める計画であること
採択枠数
最終採択者数として3枠を想定しています。複数社連名での応募も1枠とみなします。
エントリー方法
応募フォームより応募をお願いいたします。
問い合わせ先
co-fukui@regacy-innovation.com

課題解決枠

Coming soon
2024年5月27日(月)
公開予定

継続支援枠

Coming soon
2024年5月27日(月)
公開予定

本プログラムの取り組み内容

福井県内での実証実験や社会実装に向けた活動を、県のさまざまなバックアップや支援と共に取り組んでいただけます。
事業開発に必要な様々な経験やスキルを持った多様な事務局メンバーによるハンズオン支援、丁寧なメンタリングをプログラムの中で提供します。

地域課題解決の実証事業の推進に際しては、多くの関係者との実のあるマッチングが必要となります。
本プロジェクトでは、実証フィールドの提供に止まらず、行政と採択者一丸となった取組を進めます。

- 福井県でのプロジェクト推進の特徴 -

  • ハンズオン支援

    (関係者(想定顧客や市町など)との
    マッチング・情報発信
    ・メンタリング)

  • 福井県が持つ
    アセットの活用

  • 支援の例

    県トップの
    コミットメント

    (知事・未来創造部長等)

  • 共同調達実施支援

    (福井県内の市町への
    サービス展開をサポート)

支援の例(詳細は応募要項をご確認ください)

支援の例

支援の例

1.先進技術活用による地域開発プロジェクト補助金のご提供と他支援策の紹介

先進技術活用による地域開発プロジェクト補助金の活用に関して、審査フローの中で有効な活用方法を検討し、申請内容の検討に関して助言を行います。 また、福井県や市町が提供するその他の助成金や施策等から、実証事業・社会実装に活用できそうな施策について各事業者の状況に合わせた紹介・助言等を行います。

2.メンターによるハンズオン支援

採択プロジェクトに対しメンター1名をつけ、定例的に(最低1か月に1回程度)個別メンタリングを実施します。プロの投資家の目線で採択事業ごとの課題やニーズを把握し、実証実験・社会実装に向けたハンズオン支援をします。

3.協力者や顧客等のマッチング支援

実証実験や社会実装に際して必要となる協力者や実証フィールド(例えば、各市町・県内事業者・遊休施設等)との調整や、ステークホルダーのマッチングに努めます。

4.コンソーシアム創立支援

福井県内での実証実験や社会実装を円滑に進めるために各ステークホルダーのコンソーシアムの立ち上げが有効と判断される場合、事務局からも各事業者や市町などに働きかけ、その創立を支援します。

5.福井県が持つアセットの活用

福井県が持つアセットを可能な限り提供したいと考えます。以下に例示する県保有アセット、また市町が保有するアセット(例:農地台帳システムや農地パトロール関連資料など)を活用したい場合は事務局にご相談ください。

6.共同調達の実施支援

本事業において実証を開始した事業が福井県内で持続的に行われ、さらに、県内での横展開を推進するため、県内各市町と連携し、共同調達の実施を支援します。

7.資金調達支援

福井県内での実証実験や社会実装に際し、資金調達の検討を希望されている採択企業に対しては、地域の金融機関やVCを紹介させていただきます。

8.認知度向上に向けた情報発信支援

本Webサイトやプレスリリースなどを活用し情報拡散のためのマーケティング活動を実施することで、各事業の認知度向上に努めます。

【県保有アセットの一例】
  • ・県民向けサービス連携基盤:インターネット上で提供されるデジタルサービス(アプリ等)を汎用APIを介して簡易に情報連携するデータ連携基盤
    概要資料
  • ・デジタル地域通貨:福井県民の2割超が利用し、4千店舗以上が参加するプラットフォーム「ふくいはぴコイン」
    概要資料
  • ・県民衛星データ:福井県民衛星「すいせん」が有する衛星画像データ(防災、土木、農林など幅広い用途で活用中)
    概要資料

インタビュー

採択企業の皆様とは、対等な立場で密なコミュニケーションを行い、福井県内での実証実験や社会実装を共に進めて参ります。

衛星データとAI解析の技術を用いて、小浜市内の作物の分類を予測する実証を行い、水稲と麦類の予測精度に関して約9割超を達成。
小浜市と共にデータ連携を推進
当社の別サービスの実証を前年にご一緒した小浜市様が募集テーマを掲げられていたのにご縁を感じ、応募させて頂きました。小浜市様に助けて頂き、良いサービスを展開できそうなところまで漕ぎ着けたことです。途中、事業遂行に必要なデータが入手できないかもしれないというトラブルもありましたが、小浜市様に根気よく関係部署とご連携頂き、何とか目標を達成することができました。
福井県の農家にとって消費者との新しい関係を作るPocket Ownersを活用するにあたり課題やメリットを実証。また、シェアオーナーのペルソナ属性や、目的等の把握も併せて実施。
事務局のアドバイスで立ち位置を見つめ直せた
福井県庁の方が親身に寄り添っていただけたこと、弊社の自由に事業展開をさせていただけながらも要所要所で打ち合わせを設定し、アドバイスいただけたことがよかったです。事業会社としては、没入感を持って近視眼的になることも重要だと思いますが、コンサルティング的な立ち位置で現在のポジションを見つめ直す機会はとてもありがたかったです。また農家や大学連携などに関しても、県としてサポートしていただいたことは心強かったです。

よくあるご質問

Q.応募事業者に関して制限はありますか?(本社所在地や企業の業種・業態・属性・法人格の種類等)
A.本社所在地、企業の業態・属性・法人格などでの制限は特にございませんが、プログラム終了後も、福井県内での継続的な計画を有している企業からの幅広いご応募をお待ちしております。
Q.事業実施期間については、福井県内に居住している必要はありますか?
A.福井県内に居住している必要はございませんが、事務局との円滑なコミュニケーションは取っていただく必要はございます。
Q.選ばれた企業は公開されますか?
A.はい。ロゴ・社名・事業概要は、プレスリリースや本Webサイト内で発表します。
Q.「自由提案枠」と「課題解決枠」でどのような違いがありますでしょうか?
A.自由提案枠では、企業等による独創的で先進的な発想を活用した地域課題の解決を目指し、自由度高く解決策をご提案していただく枠です。一方で、課題解決枠では、福井県内の課題及びそれに対して求める解決策の方向性を公募テーマとして設定しますので、テーマに沿った解決策をご提案いただきます。
Q.「自由提案枠」と「課題解決枠」の2つに応募可能でしょうか?
A.両枠へご応募いただくことは可能ですので、積極的なご応募をお待ちしています。ただし、全く同じ提案内容で両枠に応募することはできません。
Q.複数件の応募は可能でしょうか?
A.各枠ごとに1社1案での応募をお願いします。なお、複数案で悩まれている場合は、個別相談会や事前の問合せ等でご相談ください。