CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト

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ビジョン

課題解決で、福井の未来をもっとおもしろく。
福井はあなたと共に挑戦します。

北陸新幹線、中部縦貫自動車道、リニア中央新幹線。
福井県へのアクセスは、これからますます向上します。
また福井県には、豊かな暮らし、全国トップレベルの子育て・教育環境、働きやすさがあります。

一方、人口減少や高齢化など地方共通の課題に加え、雪害や将来の地域交通確保といった福井県ならではの課題が多くあります。

技術革新が急速に進む中、変化をチャンスと捉え、デジタル技術などの未来技術を積極的に活用し、生活・産業・行政のDXによる課題解決を進め、福井県の将来を持続可能にし、暮らす人、訪れる人にとって魅力ある豊かな地域社会を目指します。

「もっと挑戦!もっとおもしろく!」をモットーに。
福井県は、皆様との課題解決を起点に、ワクワク・ドキドキする未来を実現したいと考えます。

福井県の課題(地域交通、雪害など) 国内外の企業(アイデア×DX) 福井県×大企業 スタートアップ企業

3つのDXで、
福井の魅力と持続可能性を高めます

  • 生活のDX 利便性・魅力の向上
  • 産業のDX 生産性・収益性の向上
  • 行政のDX 効率性の向上

福井県ってどんなところ?

福井県の地図

福井県は木ノ芽峠を境に、石川県寄りの嶺北地方と京都寄りの嶺南地方に分けられます。

冬の味覚の王様“越前がに”をはじめとした海産物や、豊かな自然が育む山の幸・里の幸など食材の宝庫です。また日本屈指の恐竜化石発掘地があり、由緒ある歴史・伝統・文化、そして世界に羽ばたく地場産業と農林水産業が活発です。

産業の特徴

繊維工業
福井は古くから繊維の産地で、羽二重や人絹織物の黄金時代を経て、現在では合成繊維をはじめとするあらゆる関連業種が集積した総合産地を形成しています。
水産業
天然資源依存型の漁業からつくり育てる資源管理型の漁業への転換を図るため、人工フ化や増養殖方法の開発研究を進めています。
農業
全国屈指の良質米生産を誇る稲作が中心で、地域特産物や畜産を組み合わせた複合化を図っています。
林業
県土の75%、31万haは森林で占められており、その保全と育成に努めています。
眼鏡産業
本県特産工業を代表する眼鏡フレームは、鯖江市を中心に生産され、全国生産の90%を占めます。

福井県の特徴

公募テーマ

交通

課題カテゴリ
  • 新幹線駅等からの二次交通の充実、観光型MaaSの構築
  • 将来にわたって持続可能な地域公共交通の実現、多用途に活用可能なモビリティサービス
  • AI・ICTを活用した道路交通量の把握と取得データの活用
  • 道路損傷把握の効率化
  • 観光地におけるモビリティ環境の整備、渋滞緩和
エリア別(PDF)

防災・環境

課題カテゴリ
  • デジタル活用による災害発生時の避難誘導や避難所運営の効率化
  • 海や河川の漂着ごみ回収作業の軽減・効率化、継続的なごみ回収システムの構築
  • 温室効果ガス削減にむけた県民・企業の省エネ行動の促進
  • 災害時の情報収集・発信、住民の防災意識向上の取組
  • 除雪作業の効率化
  • ゼロカーボンを目指した食品の廃棄ロス削減
エリア別(PDF)

健康福祉

課題カテゴリ
  • 食生活や運動習慣などの行動変容を促す取組
  • デジタルツールを用いた子育て世帯の負担軽減
  • 介護施設や保育施設職員の負担軽減につながるアイデア
  • 高齢者に対する安否確認、コミュニティ形成支援
エリア別(PDF)

産業

課題カテゴリ
  • 県内企業・建設業のDX推進につながるアイデア
  • 地場産業の技術の伝承、担い手不足の解消(受発注・物流の効率化、販路開拓)
  • ゼロカーボンを目指した新たなモビリティやエネルギーシステムの構築
  • デジタルを活用した女性がより活躍できる環境づくり
  • 県民衛星が取得した画像データを用いた​サービス・分析(幅広分野でのユースケースづくり)
  • 県内企業間の連携や新たな企業誘致によるイノベーション推進
  • バーチャル経済圏の開拓等、場所にとらわれない新たなビジネス展開
エリア別(PDF)

農林水産

課題カテゴリ
  • 一次産業の担い手不足、人手不足の解決に繋がるシステム
  • 鳥獣害被害対策に係る負担軽減
  • 農業機械の自動運転やIoTを使った魚の増養殖などの高効率化
エリア別(PDF)

観光・文化

課題カテゴリ
  • 観光客への魅力的な情報発信
  • 新幹線駅前の魅力的なまちづくりや周遊を促すデジタルツールの開発、サービスの提供
  • ふくい桜マラソンを盛り上げるデジタル技術コンテンツの開発・実証
  • 福井県の魅力を伝えるバーチャル観光システム構築や観光地の魅力向上
  • 外国人観光客受入環境の整備
  • 歴史・文化・風習の保存とそのデータの活用
  • 文化財等のデジタル化および露出拡大のための効果的な方法提案、学校教育での活用
エリア別(PDF)

行政

課題カテゴリ
  • 高齢者のデジタル機器活用の習慣化につながるサービス
  • 行政の定型的業務の省力化、ワンストップ窓口の実現
  • 仮想空間等を活用した新たな住民ニーズの調査方法
エリア別(PDF)

教育・その他

課題カテゴリ
  • 教育水準No.1の福井の教育水準をさらに向上させていく教育環境づくり
  • 教職員の負担軽減につながる取組
  • 潜在的な関係人口の掘り起こしとデータ活用によるアプローチ
エリア名

プログラム

1スケジュール

6月19日(月)
公募スタート
6月27日(火)
全体説明会(オンライン)
6月28日(水)〜7月7日(金)
個別相談会(オンライン)
  • 応募を検討している企業様と1:1で面談します
7月9日(日)
応募フォーム提出締め切り
7月上旬〜中旬
一次審査(書類および面接)
7月下旬
一次合否通知
8月中旬まで
事業案と市町のマッチング支援
  • 一次審査通過企業様と福井県内の関連企業・自治体とのマッチングをサポートします。
8月中旬
事業企画書・実証計画書の提出締め切り
8月中旬〜下旬
最終審査(提出書類の評価および面談)
8月下旬
採択企業の決定(採択通知)
9月上旬〜
補助金の交付決定後、順次実証開始
  • 採択企業様には、採択後に補助金を申請いただきます(詳細はこちら
2024年3月以降(予定)
デモデイ開催

2応募要項

エントリー資格
  1. 国内外の大企業・スタートアップ(第二創業・企業の新規事業を含む)等、何らかの法人格を持つ団体であること。
  2. 福井県内で、DXや最新のテクノロジー等を用いた地域課題・社会課題の解決に係る実証実験もしくは社会実装を行う意思があること。
  3. 期間中の全てのプログラム(現地企業との打ち合わせ・事務局によるメンタリング・デモデイや報告会など)への参加が可能であること。(※特段の事情がある場合は、オンラインでの参も可能とする。)
※反社条項あり
エントリーシート受付期間
2023年6月19日(月)〜7月9日(日)
県からの活動支援内容
  • ①プロの投資家目線からの充実したハンズオン支援、メンタリング
  • ②関係者(想定顧客や市町など)へのスピーディな紹介・調整
  • ③県トップマネジメント(知事・CDO等)のコミットメント
  • ④各種県アセットの活用
  • ⑤未来技術活用プロジェクト誘致補助金での資金補助(上限:300万円/件、補助率:1/2)

※未来技術活用プロジェクト誘致補助金
採択事業者は、上記の補助金に申請していただきます。
対象経費:地域と共に取り組む革新的な技術やサービスの社会実装に係る経費の一部(実証協力者への謝金、交通費、実証に要する消耗品費、データ分析・調査の外部委託 等)
上限:300万円/件、補助率:1/2

採択基準
  • ①福井県をはじめとしたステークホルダーの課題を捉えた革新的なソリューションであること
  • ②福井県内での社会実装に資する(活動を継続できる)事業案であること
  • ③次年度以降に県内展開を見込める計画であること
採択枠数
最終審査 6枠前後を予定(複数社連名での応募も1枠とみなします)
エントリー方法
応募フォームより応募をお願いいたします。
問い合わせ先
co-fukui@regacy-innovation.com

エントリーフォームから
応募する

令和5年度の公募受付は終了しました。
ご応募ありがとうございました。

プログラムについての詳細情報は、以下の「募集要項一式」(PDF)をご確認ください。

募集要項一式(PDF)

本プログラムの取り込み内容

福井県内での実証実験や社会実装に向けた活動を、県のさまざまなバックアップや支援と共に取り組んでいただけます。
事業開発に必要な様々な経験やスキルを持った多様な事務局メンバーによるハンズオン支援、丁寧なメンタリングをプログラムの中で提供します。

地域課題解決の実証事業の推進に際しては、多くの関係者との実のあるマッチングが必要となります。
本プロジェクトでは、実証フィールドの提供に止まらず、行政と採択者一丸となった取組を進めます。

- 福井県でのプロジェクト推進の特徴 -

  • ハンズオン支援

    (関係者(想定顧客や市町など)との
    マッチング・情報発信・メンタリング)

  • 福井県が持つ
    アセットの活用

  • 支援の例

    県トップのコミットメント

    (知事・CDOなど)

支援の例(詳細は募集要項をご確認ください)

支援の例

支援の例

1未来技術活用プロジェクト誘致補助金のご提供と他支援策の紹介

未来技術活用プロジェクト誘致補助金の活用に関して、審査フローの中で有効な活用方法を検討し、申請内容の検討に関して助言を行います。 また、福井県や市町が提供するその他の助成金や施策等から、実証事業・社会実装に活用できそうな施策について各事業者の状況に合わせた紹介・助言等を行います。

2メンターによるハンズオン支援

採択プロジェクトに対しメンター1名をつけ、定例的に(最低1か月に1回程度)個別メンタリングを実施します。プロの投資家の目線で採択事業ごとの課題やニーズを把握し、実証実験・社会実装に向けたハンズオン支援をします。

3協力者や顧客等のマッチング支援

実証実験や社会実装に際して必要となる協力者や実証フィールド(例えば、各市町・県内事業者・遊休施設等)との調整や、ステークホルダーのマッチングに努めます。

4コンソーシアム創立支援

福井県内での実証実験や社会実装を円滑に進めるために各ステークホルダーのコンソーシアムの立ち上げが有効と判断される場合、事務局からも各事業者や市町などに働きかけ、その創立を支援します。

5支資金調達支援

福井県内での実証実験や社会実装に際し、資金調達の検討を希望されている採択企業に対しては、地域の金融機関やVCを紹介させていただきます。

6福井県が持つアセットの活用

福井県が持つアセットを可能な限り提供したいと考えます。以下に例示する県保有アセット、また市町が保有するアセット(例:農地台帳システムや農地パトロール関連資料など)を活用したい場合は事務局にご相談ください。

7認知度向上に向けた情報発信支援

本Webサイトやプレスリリースなどを活用し情報拡散のためのマーケティング活動を実施することで、各事業の認知度向上に努めます。

【県保有アセットの一例】
  • ・県民向けサービス連携基盤:インターネット上で提供されるデジタルサービス(アプリ等)を汎用APIを介して簡易に情報連携するデータ連携基盤
    概要資料
  • ・デジタルクーポンアプリ:福井県民の4割超がダウンロードし、6千店舗が参加する消費喚起ツール「ふく割」
    概要資料
  • ・県民衛星データ:福井県民衛星「すいせん」が有する衛星画像データ(防災、土木、農林など幅広い用途で活用中)
    概要資料

インタビュー

採択企業の皆様とは、対等な立場で密なコミュニケーションを行い、福井県内での実証実験や社会実装を共に進めて参ります。

衛星データとAI解析の技術を用いて、小浜市内の作物の分類を予測する実証を行い、水稲と麦類の予測精度に関して約9割超を達成。
小浜市と共にデータ連携を推進
当社の別サービスの実証を前年にご一緒した小浜市様が募集テーマを掲げられていたのにご縁を感じ、応募させて頂きました。小浜市様に助けて頂き、良いサービスを展開できそうなところまで漕ぎ着けたことです。途中、事業遂行に必要なデータが入手できないかもしれないというトラブルもありましたが、小浜市様に根気よく関係部署とご連携頂き、何とか目標を達成することができました。
福井県の農家にとって消費者との新しい関係を作るPocket Ownersを活用するにあたり課題やメリットを実証。また、シェアオーナーのペルソナ属性や、目的等の把握も併せて実施。
事務局のアドバイスで立ち位置を見つめ直せた
福井県庁の方が親身に寄り添っていただけたこと、弊社の自由に事業展開をさせていただけながらも要所要所で打ち合わせを設定し、アドバイスいただけたことがよかったです。事業会社としては、没入感を持って近視眼的になることも重要だと思いますが、コンサルティング的な立ち位置で現在のポジションを見つめ直す機会はとてもありがたかったです。また農家や大学連携などに関しても、県としてサポートしていただいたことは心強かったです。

よくあるご質問

Q.応募事業者に関して制限はありますか?(本社所在地や企業の業種・業態・属性・法人格の種類等)
A.本社所在地、企業の業態・属性・法人格などでの制限は特にございませんが、プログラム終了後も、福井県内での継続的な計画を有している企業からの幅広いご応募をお待ちしております。
Q.事業実施期間については、福井県内に居住している必要はありますか?
A.福井県内に居住している必要はございませんが、事務局との円滑なコミュニケーションは取っていただく必要はございます。
Q.選ばれた企業は公開されますか?
A.はい。ロゴ・社名・事業概要は、プレスリリースや本Webサイト内で発表します。